こんにちは、陶芸とWeb制作担当の太田です。
趣味で登山をしているのですが、週末に大雪山に登って一泊してきましたのでその様子をお伝えいたします。
層雲峡黒岳からロープウェイとリフトを使って7合目まで行くと、そこからは自分の脚で登っていきます。
黒岳の山頂まで暑くて大変でしたが、登り切ると綺麗な景色が広がって疲れも忘れます。
黒岳から下ってすぐのところに山小屋とテントを張る場所がありますが、今回は旭岳にあるテント場を目指します。
今の時期の大雪山は、花も見頃です。
途中、雪解け水の流れる沢で水をとり、沸かしてカップラーメンを食べました。雪解け水なので汚くはないですが、浄水器を使って濾過します。
この写真で白く見えているのも植物で、自分で光合成ができないため、他の植物から栄養をお裾分けいただきながら成長していきます。高山植物は単体での成長が難しいものが多く、ほとんどが共生していると聞いたことがあります。
テント場についたらテントを設営して、お茶を飲んだり食事の準備をします。ここまで16kmの道のりですが、相当に疲れます。
夜は冷え込んで寒いですが、外に出ると満点の星空でいつまでも見続けることができます。
たまたまネオワイズ彗星が観測できました。写真でもかすかにわかるかと思います。
朝になると快晴で、旭岳もはっきりと見えました。ここからスタートした黒岳まで戻ります。
途中、遠くにあるトムラウシという山も見えました。昔行ったことのある山ですが、ナキウサギも多くいて素敵な山です。
見渡す限り山しか見えない世界ですが、それほど急な場所もなく快適な山旅ができます。
高山植物の女王、コマクサも見頃でした。小さく可憐な花を見るために登山する人も多いです。
山の景色や高山植物を見るためだけではなく、山の上で寝泊まりすることで感動を得ることもあります。これからも安全に気をつけて登山していきたいと思います。